施術開始までの流れ Flow
施術をするに当って、検査と、見立てをしていかないといけないんですが、当院では、このような人体図を用いて見立てをしていきます。見立てというよりは、今のアナタの身体の状態は、今こんな状態ですよ。と伝えるための、人体図です。
この人体図用紙に、手を着いてもらいます。
40秒程置いてから、今度は手の甲に用紙を乗せます。
また、40秒程置いて、用紙を手から離します。
用紙に手を置いてもらいつつ、お客様自身から、どこが辛いのかも聞き取ります。
そうすると、用紙に身体からの情報が移ります。
身体は、眼に見えない身体からの情報を発信しています。
それを、私の方で、左手でフィンガーテストを行いながら用紙に情報を書き込んでゆきます。
これが、情報が転写されて、
テストを行って書き込んだ用紙です。
マルが着いている所が、症状が出やすい場所です。
紙に背骨から線を引っ張って◯してますが、かなり反応が強い場所です。
身体を、川の流れに例えて説明します。
様は、マルをした所が、淀みやすい場所ということです。
淀むということは、流れが悪く、余分なモノがたまり易いということですかね。
結構マルがついていますが、でも皆さんこんなものですよ。
マルが少ないのは、やっぱり小さい子供さんですね。
この見立て方法のほうが、眼で分かりやすいと思います。
マルをした所を、お客様に指摘すると、ああ!そう!そうなんです!なんてよく言われます。
なんで、紙に手を着いただけなのに、こんなに分かるんですか?とか、不思議!とか、色々な反応が返ってきます。
でも、分かる様になっているんです。としか言いようがないのです。
眼に見えない身体からの情報をキチンとキャッチ出来れば、見立てというか、今のアナタの身体の状態はこういう感じです。と、伝える事は出来るという事です。
検査後、お客様に、”ウチで使うのは、こういった鍼です"と、実際に使用する鍼を、お見せします。上の太い鍼がチタン製、下の細い鍼がステンレス製です。
鍼をお見せした上で、こう伝えます。
"この中から、鍼を選んで頂いて、施術を行います"。と。
見て選んでもらうのではなく、ベッドに仰向けに寝てもらい、実際に額の辺りに鍼を当てて、当てた時の感触や、感覚で鍼を選んでもらいます。
チタンの鍼は、先の細いほうを、ステンの鍼は、鍼の両端を当てます。だから、3回鍼を当てて、一番良いかなと思うものを選ぶ仕組みです。
ウチに来るお客様が、今一番多く選ぶのが、チタンの鍼です。その次が、ステンの先の丸い鍼です。ステンの先の細いのは、少し刺激が強く感じるため、ここ最近はあまり選ばれません。
でも、これは感覚なので、好きな鍼を選んでもらえばよいのです。あ、これ良さそう!みたいな感じで。分からなかったら、やり直しも大丈夫です。フィーリングは大事ですから。
お客様からは、鍼の違い(材質や鍼の太さ等)で効果に差が出るのか?という質問を頂きますが、それは有りません。
鍼を選んでもらった後は、実際の施術に入ります。
ベッドに仰向けの状態で、お客様には、"頭の先から、足の先まで施術します。仰向けが終わったら、今度はうつ伏せになってもらって、また同じ様に頭の先から、足の先まで施術します。
施術時間は小一時間位です。終わったら、ベッドから起き上がってもらって、身体を動かしてもらって、症状が残っていないかを確認してもらいます。もし、どこかに症状が残っていたら、その場所を再度施術していきます。
"分かっているとは思いますが、鍼は刺しません。鍼を当てていくだけです"。と、伝え、身体の左頭部から、施術スタート!ということになります。